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ペネロペ、ペネロペ『それでも恋するバルセロナ』
ペネロペ、ペネロペ『それでも恋するバルセロナ』_b0181416_0521989.jpg

試写会で『それでも恋するバルセロナ』を鑑賞。ウディ・アレン監督作品は本人が出ていなければ良し(今まで本人が出ていない作品を観た事がなかった!)。ジウリア・イ・ロス・テラリーニの「バルセロナ〜」にのせて天の声(?)的なナレーションと共に、アメリカ人女子2人が太陽の降り注ぐのバルセロナへ。そこで出会ったスペイン人のアーティストと恋に落ち、その元妻も出てきてのてんやわんや。フアン・アントニオ(ハビエル・バルデム)を巡る女子3人。恋愛には堅実なヴィッキー(レベッカ・ホール)と自由なクリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン)と元妻のスーパー情熱的なマリア・エレーナ(ペネロペ・クルス)、彼女たちのどこかに「だよね〜」「まさか!」「いいなぁ」と思える女子共感型ストーリー。セクシーな男に翻弄される女子2人、ヴィッキーとクリスティーナの対比はありきたりなんだけど、マリア・エレーナがピリッと引き締めてくれます。こんなバカンス先の一夏のロマンス!いいなぁ〜。な軽いノリで観れば楽しい。ストーリーの半分ぐらい過ぎてから出て来るにも関わらず、ペネロペ・クルスはものすごい存在感(ペネロペに比べれば、スカヨハなんて、まだまだお子ちゃま)、ウワサ通りの切れっぷりです。『スパニッシュ・アパートメント』を観た後も思いましたがバルセロナってホント魅力的な街。クリスティーナの「望まないものはわかるけど、望むものはわからない」状態にちょっと共感。人間、いくつになって「自分探し」は大事だよね? それにしてもこのポスター、ヴィッキーはどこ?(2009年公開作品/原題 Vicky Cristina Barcelona)

星は4つ。★★★★☆
by aiko_kiz | 2009-06-17 23:53 | ROMANCE
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