nocopy
スマイルを忘れない心優しい放浪者『モダン・タイムス』
b0181416_1719930.jpg

チャールズ・チャップリンが初めて声を出した映画『モダン・タイムス』。それまで、チャップリンの出演作はサイレント映画で、この映画の歌うシーンが声を出した初めての映画らしいです(映画界自体はもう10年位前にトーキーに切り替わっていたのですが、チャップリンはサイレントにこだわりがあったみたいです。この映画も殆どをあえてサイレントにしたみたいです)。実はチャップリンの映画をちゃんと観たのは初めて。監督から製作、脚本、作曲までこなすチャップリンは才能豊かで、ただのチョビ髭の動きが面白いおじさんではありませんでした。資本主義社会を風刺したストーリーで、大まかなストーリーの流れはあるものの、全体的な時間も短く、短編をいくつか観た印象。鉄鋼業の工場で働く工場員(チャールズ・チャップリン)、毎日ボルトを締める作業を繰り返します。社長は作業率を上げるためにレーンのスピードをアップ。そんな作業に追われ、この工場員は頭のネジが緩み始めます。そんな中、病院送りになったり、起こしたつもりのない事柄で逮捕されたり、保釈されたり、職を失ったり、孤児になってしまった少女(ポーレット・ゴダード)と出会い、お互いに助け合う仲になったり……そして、2人の後ろ姿が印象深いちょっと切ないエンディング。チャップリンの体を張ったドタバタだけで大笑いするには、現代人の私は色んな物を見過ぎてしまった感がありますが、それでも面白かったです。当時も今も変わらない問題を扱い、チャップリンの弱者への愛情を感じます。個人的に興味深かったのは、デパートのシーン。1930年代のデパートってこんなだったんだなぁ。と棚の商品までじっくり観てしまいました。それから、自動ランチマシーンのシーンのチャップリンには現代のリアクション芸人の原点を見ました! ちなみに『チャップリンの独裁者』でも共演しているポーレット・ゴダードはチャップリンの公私共にパートナーだった女優。チャップリンは女癖が悪いスターというイメージがありましたが(4回結婚)、当時のハリウッドではそんなに酷い方では無かったらしいです。出兵拒否などした為に目をつけられちゃって、かなりバッシングされた報道をされたので、そんなイメージが後世にまであるんですかね。(1938年公開作品/原題 Modern Times)

星は3つ。★★★☆☆

にほんブログ村 映画ブログへ
[PR]
by aiko_kiz | 2009-12-08 17:24 | COMEDY
<< #41 ステキな「映画のTit... マイケル・ベイが監督した「Vi... >>



主に「映画のおはなし」と時々「にがおえ」 Blah! Blah! Blah!
by aiko_kiz
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
カテゴリ
★ILLUSTRATION 
ACTION
ANIMATION
BOOK
CRIME
COMEDY
DOCUMENTARY
DRAMA
etc...
FANTASY
HORROR
MONTY PYTHON
MUSICAL
ROMANCE
SF
SUSPENSE
TITLE SEQUENCE
WAR
WESTERN
ZOMBIE&VAMPIRE
以前の記事
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2001年 01月
検索
ブログパーツ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧