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アル中ダメ夫か?若い傲慢男か?『喝采』
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この時期になると歌声を聴く機会が増えるビング・クロスビーとグレイス・ケリーの共演作『喝采』。グレイス・ケリーが第27回アカデミー主演女優賞を受賞した作品です。そして衣装はイーディス・ヘッド!でも、この映画でグレイス・ケリーは地味にアル中の夫を支える薄幸な妻役。目の下のクマがなんだか新鮮です。なので、あんまり目の保養になるようなステキな衣装は出てきません。かつては大人気のミュージカル・スターだったフランク・エルジン(ビング・クロスビー)は自分の不注意で息子を亡くし、それからすっかり酒浸りに。そんな夫を健気に支え続ける妻のジョージー(グレイス・ケリー)。そんな落ちぶれたフランクの再起を狙うミュージカルの若き演出家バーニー(ウィリアム・ホールデン)は、周りの反対を押し切って新しいミュージカルの主役にフランクを抜擢。しかし、フランクは練習ではセリフの覚えも悪くイマイチ。その理由を支配的な妻ジョージーのせいだとバーニーに話しますが…。女の私から観れば、何だか男のイヤな部分がオンパレードなこの作品。嘘つきで、自分の弱さを酒で紛らわし、人に忘れ去られる事に恐怖を抱き自殺未遂まで起こすフランク。そして、傲慢な態度で「フランクをコントロールするな」と散々罵っておきながら、いきなり「君に強く当たったのは、君との距離を保つためだった(みたいなこと)」とか言っちゃってジョージーにキスするバーニー…。確かにこの3人の演技力はすばらしいとは思いますが(ビング・クロスビーもアカデミー主演男優賞にノミネート)、ストーリーは……。ジョージーはどっちの男を選んでも幸せにはなれなそう。主演の3人はこの映画の撮影時に、本当に三角関係状態だったとか。ビング・クロスビーは求婚までしていたのに、グレースは既婚者のウィリアム・ホールデンの元へ…。2人は本当に結婚まで考えていたようですが、関係がゴシップ誌にバレてしまいパパラッチの餌食となって破局したみたいです。グレイス・ケリーって勝手にクリーンなイメージを持っていましたが、結構やるんですね。劇中、バーニーの「(女は)最初はジュリエット、最後はマクベス夫人」というセリフが印象的でした。まぁ、マクベス夫人とまでは行かないけれど、女性には確かにそういう面もあるかも…。(1955年公開作品/原題 The Country Girl )

星は2つ。★★☆☆☆

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by aiko_kiz | 2009-12-14 23:07 | DRAMA
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