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頑固じいさんとアジア少年『グラン・トリノ』
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クリント・イーストウッドの監督29作目『グラン・トリノ』。79歳になってもまだ現役バリバリのクリント・イーストウッドがカッコいい!自身も朝鮮戦争中に招集された経験を持つクリント・イーストウッドが、朝鮮戦争の(いっぱい人を殺した過去を持つ)帰還兵である人種差別者の頑固じいさんを演じています。妻に先立たれ、ひとり寂しく暮らす事になったウォルト・コワルスキー(クリント・イーストウッド)。人種差別者で頑固、おまけに口が悪いじいさん。そんなウォルトなので、2人の息子とは埋めがたい溝があり、自慢のクラシックカー「グラン・トリノ」を磨き、愛犬デイジーとそれを眺めながらビールを飲む生活を送っていました。ウォルトの最近の不満は近所に移民が増えたこと。家の手入れもせず、芝生を枯らす隣のモン族の一家のことも不満に思っていました。しかし、ある日、隣の家の少年タオ(ビー・ヴァン)をモン族のギャンググループから助けたために(ウォルトは自分の敷地内に他人が入って欲しくなかっただけなのだけれど)、タオの姉スー(アーニー・ハー)らタオ族の人たちから感謝されることに。そして、スーを通し隣人との交流を持つ事になり、そして起こったある出来事をきっかけにタオとは特別な師弟関係が生まれます……。愛する妻に先立たれた頑固じいさんがアジア系の少年との心の交流を描いたストーリー…なんだか観ている間中、この間観た『カールじいさんの空飛ぶ家』との共通点を感じずにいられませんでした。カールじいさんは、ウォルトじいさんほど人種差別者でも口が悪くもありませんが、「体は多少不自由になったけどまだまだ若いもんには負けない」じいさんが、妻に先立たれて一人寂しい老後に過去のことで心休まらずにいたところに出会ったアジア系の少年との交流を通して、自分の生き方を見つめ直す…という共通点が。カールじいさんよりも、ウォルトじいさんの方が過酷な人生を背負っていた分、最後の「落とし前のつけ方」は気高い男っぷり。ウォルトじいさん、かなりカッコいいです。どちらも、じいさんがステキなお気に入りの映画。それにしても79歳にして精力的に映画を撮り続ける、ガンバルじいさんクリント・イーストウッドはスゴイ! そんなイーストウッド監督の最新作は『Invictus(原題)』。モーガン・フリーマンがネルソン・マンデラ大統領を演じ、1995年に南アフリカで開催されたラグビー・ワールドカップのお話。日本では2010年2月25日公開です。今までちっともクリント・イーストウッドには興味が無かったのですが、今年の後半は『ダーティハリー』や『マディソン郡の橋』に続いて『グラン・トリノ』を鑑賞し、今更ながらそのカッコ良さにシビレております…。(2009年公開作品/原題 Gran Torino)

星は5つ。★★★★★

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by aiko_kiz | 2009-12-31 04:11 | DRAMA
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