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『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』や『ジャイアント・ピーチ』を監督したヘンリー・セリック新作の『コララインとボタンの魔女』を2Dで観ました。アメリカより1年遅れで公開されるこの映画(来月、2月19日公開)、前2作品に通じる「キモカワイイもの満載!」なストップモーション・アニメとCGIアニメを組み合わせた独特の世界観が広がるダークファンタジー。グラフィック・ノベル「サンドマン」の原作者でもあるイギリスのファンタジー作家ニール・ゲイマンの人気小説の映画化です(映画の脚本『スターダスト』『ベオウルフ/呪われし勇者』なども手がけています)。ライターの両親と古い築150年の「ピンクパレス・アパート」に引っ越してきたコラライン・ジョーンズ(声/ダコタ・ファニング)。忙しい両親には構ってもらえず、友だちも居ない新しい土地でさみしい思いをしています。父親(声/ジョン・ホッジマン)に提案されて、家の中を探検していると、壁紙で潰され鍵がかかった小さなドアを見つけます。母親(声/テリー・ハッチャー)に頼んで開けてもらったその小さなドアの先には、目がボタンのママがいるもう一つの世界が……。コマドリアニメの手間ひまかかった独特な動き、ダークで魅力的なキャラクター(コララインは表情豊かだけどあんまりカワイクない…)、悪趣味ギリギリ前の色鮮やかな世界…全2作が大好きな人なら観るべきな映画。いつの時代設定なのか画面からすぐには分からないのですが、母親の携帯電話やフォルクスワーゲン・ニュービートルなどで「あ、現代なんだ」ということが分かります。そんな細かい小道具やサブキャラまで魅力的。特に犬好きの私はコララインの家族の下に住む元女優の2人、ミス・ピンク(声/ジェニファー・ソーンダース)とミス・フォーシブル(声/ドーン・フレンチ)が飼うスコッティシュ・テリアたちに身悶え。でも、お話の後半は…、原作が子供向け(?)小説のせいか、まるでロールプレイングゲームのような展開に。それでも、細部にまで気が利いた楽しいワクワクする作品。エンドロールまで楽しめました。(2010年公開作品/原題 Coraline) 星は3つ。★★★☆☆
by aiko_kiz
| 2010-01-10 23:14
| ANIMATION
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