nocopy
デブでハゲでモテない脚本家のハッピートゥゲザー『アダプテーション』
b0181416_18163590.jpg

脚本家チャーリー・カウフマンが主人公の映画『アダプテーション』。他のチャーリー・カウフマンの映画と同じく「どこからこんな発想が生まれるの!?」というストーリー。はっきり言ってニコラス・ケイジは苦手なので観てるのがツラかった…。でも、最後まで頑張って観て本当に良かった!と思える映画。脚本家チャーリー・カウフマン(ニコラス・ケイジ)はデブでハゲで対人恐怖症の冴えない男。双子の弟ドナルド(ニコラス・ケイジ)との2人暮らし。同じ顔なのに話題が豊富で楽しいドナルドは女性にモテてるのに、チャーリーは好意を寄せてくれているアメリア(カーラ・シーモア)にもどうして良いのか分からず。そんなチャーリーですが、脚本を手がけた『マルコヴィッチの穴』の撮影が始まり、プロデューサーのヴァレリー(ティルダ・スウィントン)からは新しい仕事のオファーが。それはニューヨーカー誌の記者スーザン・オーリアン(メリル・ストリープ)が出版した「蘭に魅せられた男―驚くべき蘭コレクターの世界」の脚色。この本はエキセントリックな蘭コレクターのジョン・ラロシュ(クリス・クーパー)に密着したドキュメンタリー。仕事を受けたのは良いものの、初めての脚色に仕事は一向に進まず。時間だけがどんどん過ぎて行き、チャーリーは混乱し始めます……。映画は本を執筆中のスーザンと、その3年後にその本を脚色するチャーリーの2つのストーリーが並行して進みます。時間は飛ぶし、チャーリーのグダグダな心の声には、ちょっとウンザリ。でも、ウンザリし始めたあたりから何だかトンデモない展開に。まさかこんなラストがやって来るとは、全く想像が出来ませんでした。『マルコヴィッチの穴』の撮影シーンが出て来るので、実際に映画に出ていたジョン・マルコヴィッチやキャサリン・キーナーは本人役で出て来るし、メリル・ストリープ演じるスーザン・オーリアンも実在する人物だし、「蘭に魅せられた男-驚くべき蘭コレクターの世界 」も本当に出版されている本、でも実際のチャーリーは双子ではありません…と、フィクションとノンフィクションを上手く絡めた本当に面白いお話。映画業界の自虐ネタあり、裏話ありな感じも面白い。チャーリー・カウフマンって本当に謎な人。この映画を観るとチャーリー・カウフマンへの謎が深まるばかり…頭の中をのぞいてみたい。(2003年公開作品/原題 Adaptation.)

星は4つ。★★★★☆

にほんブログ村 映画ブログへ
[PR]
by aiko_kiz | 2010-04-26 23:19 | DRAMA
<< アレキサンダー・スーパートラン... 母は強し『チェンジリング』 >>



主に「映画のおはなし」と時々「にがおえ」 Blah! Blah! Blah!
by aiko_kiz
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
カテゴリ
★ILLUSTRATION 
ACTION
ANIMATION
BOOK
CRIME
COMEDY
DOCUMENTARY
DRAMA
etc...
FANTASY
HORROR
MONTY PYTHON
MUSICAL
ROMANCE
SF
SUSPENSE
TITLE SEQUENCE
WAR
WESTERN
ZOMBIE&VAMPIRE
以前の記事
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2001年 01月
検索
ブログパーツ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧