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アレキサンダー・スーパートランプのロード・トゥ・マジックバス『イントゥ・ザ・ワイルド』
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引っ越し準備中の合間をぬって『イントゥ・ザ・ワイルド』を観ました。ショーン・ペンは俳優よりも私の中では監督作品の方が印象深いイメージ。といっても『クロッシング・ガード』と『11'09'01/セプテンバー11』くらいしか観たことが無いのですが…。この映画も何だか観た後にすーっと染み渡るような映画です。1人の青年がアラスカを目指すノンフィクション小説、ジョン・クラカワーの「荒野へ」が原作。1990年、裕福な家庭に生まれたクリス・マッカンドレス(エミール・ハーシュ)は父親(ウィリアム・ハート)と母親(マーシャ・ゲイ・ハーデン)の過去や不仲に心を痛め、世の中の物質主義や偽善者(両親)への怒りを秘めています。妹のカリーン(ジェナ・マローン)とは仲が良いものの、クリスは大学を卒業後に誰にも行き先を告げず黙ったまま放浪の旅に。車を捨て、お金を燃やし、歩いて広大なアメリカの大地を旅する間に、農場主のウェイン(ヴィンス・ヴォーン)、中年ヒッピーカップルのジャン(キャサリン・キーナー)とレイニー(ブライアン・ディアカー)、クリスに好意を寄せるトレーシー(クリステン・スチュワート)、ツライ過去を持つ老人ロン(ハル・ホルブルック)などとの出会いと別れを経験、そしてアラスカを目指しますが、辿り着いたアラスカで待っていたものはとてもツライ経験でした。「真理」を求め旅をするクリスは、あまりに純粋で繊細で時に痛々しいほど。完全にマテリアル・ガールな生活を送り、クリスよりも”ちょっと”年上の私には「共感できるか?」と問われれば、あんまりできはしないのですが…、それでも彼の真摯な姿勢には感動。長い映画はあんまり好きじゃないのですが、美しいアメリカの大自然と、北を目指し歩き続けるクリスの姿に148分はあっと言う間。とにかくこの映画はエミール・ハーシュが素晴らしい(そして、メガネ姿がカワイイ)。無邪気さも感じられる前半のクリスに対して、いろいろな経験を通して成長し、ツライ現実と戦う後半のクリスとのギャップがすごい。この後半の為にエミール・ハーシュは18kgも減量したそう(あの『マシニスト』状態、CGかと思った)。やっと分かった時には遅かったって、人生って残酷。(2008年公開作品/原題 Into the Wild)

星は3つ。★★★☆☆

P.S. お引っ越しをするため1週間ほどインターネット環境が無くなるので、BLOGをお休みいたします。引っ越し先は大好きな映画館まで徒歩10分の所。新作映画を観る機会が増えるかな。今から楽しみです。でも、準備が大変…。

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by aiko_kiz | 2010-04-30 23:08 | DRAMA
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主に「映画のおはなし」と時々「にがおえ」 Blah! Blah! Blah!
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