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NYアート界のマスコットのラブストーリー『ハーブ&ドロシー』
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横浜美術館でやっている「横浜美術館塾 『アートへの情熱』シリーズ第2回「ハーブ&ドロシー」上映会」というイベントに参加して、ドキュメンタリー映画『ハーブ&ドロシー』を観て来ました。上映後は監督さんと館長さんと学芸員さんのお話も聞けて面白いイベントでした。ハーブ&ドロシー・ヴォーゲル夫妻のことは何かの記事で読んだ事があって、その夫妻のドキュメンタリー映画のことも何かの記事で読みました。でも、監督さんがNYに暮らすニッポンジン女性だとは全く知らず。これまた何かの記事で横浜美術館で上映会をやることを読んで、メール申し込み日の12時を過ぎてすぐに応募しました!(先着だったので) NYアート界のマスコットのような存在のハーブ&ドロシー・ヴォーゲル夫妻。ハーブは郵便局で、ドロシーは図書館で働く普通のカップル。現在ハーブ88歳、ドロシー75歳になる2人は結婚してから約30年もの間、自分たちの所得で買える範囲のアート作品をこつこつと集め、猫のアーチーと暮らす1LDKのアパートメントには壁から天井までアート作品でいっぱい。そんなアートへの情熱と独自の目利き、アーティストたちとの交流でNYアート界で知られることになったハーブじいちゃんとドロシーばあちゃんの映画です。チャーミングな老夫婦の温かいドキュメンタリー。アートに興味が無くても(溢れる夫婦愛!)、アートに興味があっても(クリスト&ジャンヌ=クロードやリチャード・タトルなどの作品がいっぱい!)、どちらでも楽しめる映画です。アメリカに1つしか無い国立美術館に2000点以上もの作品を寄贈したことで、世界的に有名になったらしいのですが有名になってもライフスタイルを全く変えず、作品を売ってお金に換えることに全く興味が無い夫妻。なんだかそんなライフスタイル自体がアートになってしまっているかのように思えます。この映画を撮った佐々木芽生(めぐみ)監督は今までに映画を撮った経験はが全くなかったらしいです。おまけにアートの知識もほとんど無し、「ヴォーゲル夫妻の事を日本に紹介出来たら…」と思って始めたことがこんなステキな映画になってしまったそうです。しかしその為、予算は当初の4倍(50万ドル)もかかってしまい、監督のNYのアパートメントは今でも抵当に入っているとか! おまけに今回、日本で上映するにあたっては配給会社が見つからずに自主配給なんだそうです!!ちょっとでもサポートになればと、Tシャツを購入。監督のサインももらっちゃいました。そんな背景もあり、いろんな人のいろんな思いが詰まったこの映画、寒くなって来たこの時期に最適な心が温かくなる映画です。オススメ。(2010年公開作品/原題 Herb and Dorothy)

星は4つ。★★★★☆

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by aiko_kiz | 2010-10-01 23:34 | DOCUMENTARY
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