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カテゴリ:CRIME( 11 )
男たちのかけひき『アーマード 武装地帯』
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モーテル』を観た時から、なんだか気になる監督、ニムロッド・アーントルの『アーマード 武装地帯』。この映画でロバート・ロドリゲスに気に入られ、最近では『プレデターズ』の監督もしています(未見ですが)。そんなんで、ちょっと期待して鑑賞。元軍人でイラクへの出兵を経験しているタイ(コロンバス・ショート)は突然、両親を亡くし弟のジミー(アンドレ・キニー)と2人暮らし。親の残した家を守るため、ジミーとの生活のために真面目に現金輸送をする警備会社で働いていますが、アートの才能のあるジミーは学校をさぼったりする問題児。それでも、タイは先輩警備員のマイク(マット・ディロン)にかわいがれ、他の先輩ベインズ(ローレンス・フィッシュバーン)、クイン(ジャン・レノ)、パーマー(アマウリー・ノラスコ)、ドブス(スキート・ウールリッチ)などとも上手くやり、ボスのアシュクロフト(フレッド・ウォード)からも期待されています。そんな時、マイクから輸送する現金4200万ドルを会社の仲間たちと強奪する計画を持ちかけられます。正義感の強いタイは一度は断りますが、マイクへの恩、ジミーとの生活の為にもお金が必要と思い返し「誰も傷つけない」という条件で仲間に加わりますが……。「誰も傷つけない」完全犯罪を計画→実行、しますが不測の事態に。お約束の「負の連鎖」。そして漂う「やっぱ上手く行くわきゃないよね〜」感。ううむ。一度は生活の為に加担したタイですが、ひとり死者を出してしまったことで(あ、ネタバレ)自分の信念に従い、マイクに反旗を翻します。その事が、他の仲間にも少しづつ影響を与えて行き…。お金に困っているだけで、きっと根は良い人であろう男たち。そんな男たちの心理戦と派手な現金輸送車のカーチェイス(アメリカの現金輸送車って戦車みたいでスゴイ。日本のとは大違いです。)。男臭くもあり、ちょっぴり説教臭くもあり…。アメリカ人ってヒーローが好きだよねぇというお話。でもやっぱり、男ばっかりのお話はちょっと苦手なんだよね〜(それから邦題の「武装地帯」って意味不明…)。(2010年公開作品/原題 Armored)

星は3つ。★★★☆☆

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by aiko_kiz | 2010-10-31 23:09 | CRIME
コルレオーネ家のお話『ゴッドファーザー』『ゴッドファーザーPARTII』『ゴッドファーザーPARTIII』
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3連休に『ゴッドファーザー』3本立て。一度はキチンと観なければいけないと思っていたこのシリーズ。なんとな〜く観た記憶はあるのですが、おそらく十年以上前のことなので再鑑賞。この手の映画は実は苦手。マフィアなどの犯罪映画は好きなのですが、この時代の男の人ばかりしか出て来ない映画は、観てるうちに誰が誰だか分からなくなる…。おまけに出てくる人はイタリア系ばっかり、みんなダークヘア、みんな同じ様な格好…。オットと観てる間ずっと、「これ誰だっけ?」「○○って何した人だっけ?」「これって誰の若い頃?」と質問攻めにし、うんざりされました…。ストーリーはご存知イタリア・シチリア出身のマフィア、ドン・ヴィトー・コルレオーネ(マーロン・ブランド)のファミリーを描いたもの。1ではドン・コルレオーネの娘コニー(タリア・シャイア)の華やかで賑やかなイタリアン結婚式から始まり、ドン・コルレオーネが襲撃された事件や、長男ソニー(ジェームズ・カーン)の死とドン・コルレオーネの最期など、2ではヴィトー・コルレオーネの少年〜青年期(ロバート・デ・ニーロ)と、父の後を継ぐ羽目になった3男マイケル(アル・パチーノ)の苦悩、3では裏の稼業から足を洗ったマイケルの財団と、ソニーの息子ビンセント(アンディ・ガルシア)とマイケルの娘メアリー(ソフィア・コッポラ)のロマンスが描かれています(もの凄くざっくり、おまけに観終わってから時間が経ってしまったもので…)。映画を観る時には圧倒的に女性の登場人物を中心に観てしまうので、マイケルの妻ケイ(ダイアン・キートン)に注目。若い頃のダイアン・キートンってチャーミング。細い眉に、真っ赤なコート。映画では色んな時代の女性のファッションも楽しみするのですが、この映画ではダイアン・キートンと3に出て来るソフィア・コッポラくらいでしか楽しめませんでした…。いくら口では「家業には関わらない」と言ったって、中々難しいよね…。ケイは本当にマイケルが継がないと信じてたのかなぁ。でも、マイケルに堕胎したことは言っちゃダメだよね。登場人物は男の人ばかりで、犯罪やマフィアを題材にはしていますが中身はファミリーを守ろうとする男二代の生き様を描いた内容。テーマは「家族愛」です。評価の高い歴史に残る名映画なのは存じておりますが、1回観ただけでは私には理解しがたく…、2回目観るには長いし…(1/175分、2/200分、3/162分)。

(1972年公開作品/原題 The Godfather、1975年公開作品/原題 The Godfather Part II、1991年公開作品/原題 The Godfather Part III)

星は3つ。★★★☆☆

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by aiko_kiz | 2010-09-25 23:16 | CRIME
へ文字口ギャングの栄枯盛衰『スカーフェイス』
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今でもハロウィーンになると主人公トニー・モンタナの仮装する人が居るほどの人気カルト映画『スカーフェイス』を観ました。監督はご存知ブライアン・デ・パルマ。脚本は”この時期ヤク中で苦しんでた”オリバー・ストーン。実はこの手の男臭プンプン映画は実は苦手。それでも何とかとりあえずトニーの頂点を観ておきたい気持ちと、オカッパ髪がかわいいミシェル・ファイファーのおかげで最後まで観られました。1980年キューバから、本人曰く「政治犯」としてアメリカにやってきたトニー・モンタナ(アル・パチーノ)は自国の軍隊で問題を起こした札付きのワル。弟分マニー(スティーヴン・バウアー)と共にマイアミのキューバ移民収容所内で”ある殺人”の仕事を請け負った事から、裏社会街道を歩き始めます。始めは下っ端でしたが、仕事っぷりがボスであるフランク(ロバート・ロッジア)にも認められるように。おまけにボスの女であるエルヴィラ(ミシェル・ファイファー)に一目惚れ。成金になったトニーは意気揚々と母親と妹ジーナ(メアリー・エリザベス・マストラントニオ)に会いに行きますが、無邪気に兄との再会を喜ぶジーナに対して、母親はトニーの「ワルの臭い」を嗅ぎ付け追い返します。母親に隠れて与えたお金でジーナは非行に走り(?)、ボスの女に手を出した事で堪忍袋の尾が切れたフランクに命を狙われ、麻薬課のデカに賄賂を要求され…散々な目に会いますが全てを乗り切り、ついに成功を手にしますが……。アル・パチーノのギラギラした目にへ文字口、胸毛を覗かせた開襟シャツにゴールドのチェーンなスタイルは生理的に「ダメ」なのですが、それでも画面に引きつけられてしまうような「妖気」を感じる演技がスゴイ。今観ても迫力ある銃撃戦のラストシーンの狂気はアル・パチーノだからこそなのでは。改めてスゴイ俳優だと思い知らされました。ワルだけど「汚いヤツにしか汚い手は使わない」「嘘はつかない」「女、子供には手を出さない」など、男気溢れる流儀を持つトニー。こんな姿勢が今でも支持される理由なのかな(ちなみに2008年にエンターテインメント・ウィークリーが発表した「1983年以降のカルト映画名作25」で今作は2位!)。おまけにラストに主人公が死ぬ映画ってインパクト強いですよね(私はジーナのシーンで涙)?そういえば、トニーの弟分を演じていたスティーヴン・バウアーって、メラニー・グリフィスの元夫でした(2番目の。メラニーの趣味って分かりやすい…?)。ラストでトニーが死ななかったら?っていう設定のゲームもあるらしいです。The World is NOT Yours ....(1984年公開作品/原題 Scarface)

星は3つ。★★★☆☆

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※『スカーフェイス』が2位に選ばれたランキング>>
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by aiko_kiz | 2010-03-25 18:34 | CRIME
人生の絶頂期(?)の壮絶死!『俺たちに明日はない』
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観てから4日も経ってしまいました…『俺たちに明日はない』。実話を元にしたアメリカン・ニューシネマの第一段映画として有名なこの映画、途中で何度も中断しながら観たうえに観終わってから随分時間が経ってしまったので記憶が薄れてしまいました…が、ラストシーンは本当に衝撃的でした!!大不況だった1930年代。テキサスの田舎町でウェイトレスとして働くボニー(フェイ・ダナウェイ)は退屈な毎日にうんざり気味。そんな時、母親の車の周りをうろつく男を見かけ声をかけます。その男は刑務所から出所したばかりのクライド(ウォーレン・ビーティ)。ボニーはクライドの「悪」な雰囲気に魅かれ、そのまま行動を共にすることに。2人は車を盗み、強盗をしながら当てもなく町から町へと渡り歩く生活を始めます。その後、ガソリンスタンドの店員 C.W.モス(マイケル・J・ポラード)を仲間にし、クライドの兄のバック(ジーン・ハックマン)とバックの妻ブランチ(エステル・パーソンズ)も加わり5人は「バロウズ・ギャング」として新聞で話題になり始めます。銀行強盗をしても、貧しい客からはお金を取らない彼らの態度は一部の人たちからヒーローとして崇められ、そしてあることないこと報道されることに。しかし、好き勝手やっていた「バロウズ・ギャング」にも亀裂が入り始め、警察の追っ手がが迫り……。魅かれ合うボニーとクライドですが、クライドの問題で一線は超せず(苦笑)。やっと結ばれ、2人に訪れたの幸せな時間の後のラストシーンが壮絶…。でも彼らが持つ世の中への「不満」や「やるせなさ」は現代でも同じ、何十年経っても人間の不満の本質って変わらないんだなぁ。と思ってしまいました。それにしても、『華麗なる賭け』の前の出演作になるのですが、この時期のフェイ・ダナウェイはホ〜ントにキレイ!ベレー帽に首のスカーフがエレガント。クライドは気に入らなかったみたいですが、オープニングのもみあげ”クルリ”なヘアもステキです。こうなると、実物のボニーの容姿はどんなもんなのかが気になりますが、ググってみたらクライドはともかく、実物のボニーはフェイ・ダナウェイまでではありませんが、結構オシャレでキレイな人だったんですね。それから、ちょい役で旧ウィリー・ウォンカ(ジーン・ワイルダー)が出演してます。(1968年公開作品/原題 Bonnie and Clyde)

星は3つ。★★★☆☆

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by aiko_kiz | 2010-03-04 23:50 | CRIME
閉所恐怖症の男の心の中『リボルバー』
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3月には最新作『シャーロック・ホームズ』が公開されるガイ・リッチー監督の『リボルバー』を観ました。はっきり言ってかなり「難解」なこの映画。途中で「この映画は最後まで観ても"あ、そっか〜"とはならなそうだな…」と思ったら、その通り。観終わった後には巨大な「?」と共に取り残された気分になる映画です。ジェイク・グリーン(ジェイソン・ステイサム)は凄腕のギャンブラー。しかし、カジノ王のマカ(レイ・リオッタ)に騙され、刑務所に。独居房の7年間か雑居房の14年間かの選択肢を与えられたジェイクは独居房の7年間を選びます。その独居房の7年間の両隣はチェスの天才とペテンの天才。名前も顔も知らない2人から、貸し出される本の中のメモや書き込みを通してジェイクは「ペテン」の技術を学んで出所します。腕を上げて出所してきたジェイクに危機感を持ったマカは部下のポール(テレンス・メイナード)に殺し屋のソーター(マーク・ストロング)にジェイクを消す事を命じますが、そんなジェイクの前に高利貸屋の2人組アヴィ(アンドレ・ベンジャミン)とザック(ヴィンセント・パストーレ)が現れます……。ストーリーは「?」でも、映像のカッコ良さ、カメラワークの面白さで引き込まれてしまうのは、さすがガイ・リッチー! 色彩も構図も計算され意味がありそう…なのに観ていてもよく理解出来ないジレンマが…。でも、とにかくスタイリッシュでオシャレな映像とレイ・リオッタの怪演が見どころの、面白い映画ではありました。(2008年公開作品/原題 Revolver)

星は2つ。★★☆☆☆

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by aiko_kiz | 2010-01-31 23:55 | CRIME
ゲイの探偵とNYの泥棒『キスキス、バンバン - L.A.的殺人事件』
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オープニングからカッコいいキスキス、バンバン - L.A.的殺人事件』。俳優もやって脚本も書いて監督もするマルチなシェーン・ブラック監督作品。期待しないで観てみたら意外と面白かった! 軽い現代的な犯罪小説を1冊読んだみたいな印象。主人公がストーリーテラーで、観ている人に語りかける流れも小説みたい。チャプターのタイトル名はレイモンド・チャンドラーの小説から来てるんだとか。そしてハリウッド業界の裏側もチラリと覗けます。NYのおもちゃ屋さんに泥棒に入ったハリー(ロバート・ダウニー・Jr)は失敗して警報機が作動。慌てて逃げた先は映画のスクーリーニングテスト会場。役者と間違われ、オーディションの役と現在の状況が被って感情的になったハリーはプロデューサーに気に入られLAへ。そこで役作りの為に私立探偵の通称ゲイ・ペリー(ヴァル・キルマー)の元に弟子入りさせられ、幼なじみで憧れだったハーモニー(ミシェル・モナハン)に再会。そして、殺人事件に巻き込まれる羽目に…。ハリーがハーモニーに再会したバーのシーンがお気に入り。周りの客を「ブラジル系ビリー・ボブ・ソートン」「ネイティブアメリカン系ジョー・ペシ」とか「パンク系スティーブン・セガール」だとかで表現。その通りで笑えます。ロバート・ダウニー・Jrはチャーミングだし、ヴァル・キルマーとのやり取りも冴えてます。体を張ったセクシー衣装でがんばるミシェル・モナハンも見どころ。ハリウッドの有力プロデューサーの豪邸やイカレタ豪華なパーティ、ハリーの泊まるホテルのモダンな部屋や、殺されちゃった女の子(地味にシャニン・ソサモン)のニョメスがいるかわいらしい部屋などインテリアも面白いです。(2006年公開作品/原題 Kiss Kiss Bang Bang)

星は4つ。★★★★☆
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by aiko_kiz | 2009-11-11 23:10 | CRIME
銀行強盗と連邦捜査官、セクシーな2人『アウト・オブ・サイト』
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スティーブン・ソダーバーグ監督がジョージ・クルーニーと初タッグを組んだ映画『アウト・オブ・サイト』。ジョージ・クルーニーとジェニファー・ロペスがアダルトでセクシーなカップルに(【Sexiest Movie Couples of All Time】 BEST4に選ばれています)。銃を使わない事がポリシーの銀行強盗ジャック(ジョージ・クルーニー)は服役中。ジャックの良心でもある相棒バディ(ヴィング・レイムス)と脱獄計画を実行したある日、たまたま刑務所に来ていた連邦捜査官カレン(ジェニファー・ロペス)に見つかり、仕様がなくカレンをもジャックと一緒に車のトランクに(このトランクの中での会話が洒落てます)。カレンは連邦捜査官という立場でもあるにもかかわらず、銀行強盗犯ジャックに魅かれて行き…。ジャックとカレンのラブシーンがちょっとステキです。それから登場人物がみんな中々いいキャラしてます。カレンはダメな男に惚れやすくシャネル好き(全然、連邦捜査官には見えません…)、バディはお姉さんに電話をしないと気が済まない性格(強盗計画も話してしまった為、逮捕される…)、ジャックの元妻アデル(キャサリン・キーナー)は手品師の元アシスタント(カラフルな部屋やファッションがかわいい)…、カツラを大切に金庫に保管する株で大儲けしたリプリー(アルバート・ブルックス)、それから意外な人も登場します。この映画、原作はエルモア・レナード。同じくエルモア・レナードの小説を原作にしたのがクエンティン・タランティーノ監督の『ジャッキー・ブラウン』。この映画には『ジャッキー・ブラウン』の捜査官レイ(マイケル・キートン)がちょい役で登場、おまけにラストシーンではサミュエル・L・ジャクソンも登場してます。(1998年公開作品/原題 Out of Sight)

星は3つ。★★★☆☆
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by aiko_kiz | 2009-09-05 23:29 | CRIME
家族思いの悪人と、家族を顧みない善人『アメリカン・ギャングスター』
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1960年代の後半から独自の麻薬輸入ルートと密売方法でハーレムを牛耳った実在の人物フランク・ルーカスと、警官の汚職が蔓延する時代に賄賂に屈しなかった刑事リッチー・ロバーツの物語、リドリー・スコット監督作の『アメリカン・ギャングスター』です。フランク・ルーカスをデンゼル・ワシントン、リッチー・ロバーツをラッセル・クロウが演じた始めから最後まで男臭い映画です。イメージ的に、デンゼル・ワシントンが善人をラッセル・クロウが悪人を演じた方が「しっくり」する気がするのは私だけでしょうか? この敢えて(?)のキャスティングで2人の男の対比が面白く描かれています。家族を愛し、ファミリーでビジネスをする麻薬王のフランク・ルーカス。ホワイトハウスのような豪邸を購入して家族と住み、年老いた母が借金のカタに泣く泣く手放したドレッサーを記憶を頼りに職人に作らせプレゼント。毎週日曜日には家族と教会に通ったりと、兄弟、従兄弟、姪や甥の面倒をよく見る家長です。一方、妻とは息子の親権を巡って離婚調停中、女にスゴクだらしのない刑事のリッチー・ロバーツ。仕事には熱心で賄賂に屈せず正義を貫き、捜査で100万ドルの現金を押収しても着服せずに届け、署内では爪弾き者にされる始末。一生懸命に夜学で勉強し検察官の試験に合格する努力家です。今までにないやり方でトップに上り詰めるフランクの周りは華やかで、ミス・プエルトリコの妻を演じるライマリ・ナダルはゴージャス。このフランクは『アビエイター』のハワード・ヒューズとも交流があったんだとか。そのフランクの華やかさの陰でジリジリとフランクを追いつめるリッチー。どちらも「信念を貫く」という意味では似たもの同士。フランクが逮捕された後のやりとりでは、お互いに尊敬の念と友情の芽生えを感じます。でも、この主役2人より気になったのは汚職まみれの特別捜査官を演じたジョシュ・ブローリン! いやらし〜く、観ていてホントに腹の立つ汚職野郎を演じています。ホントにいい役者。最近、ジョシュ・ブローリンの出演作を観ることが多くて、すっかりファンです。そんな男ばっかりのこの映画、157分とちょっと長めですがフランクとリッチーの生き様に引き込まれて、それほど長くは感じませんでした。でも、観ていて思ったのは、どっちの男も女にとってはかなりの「悪い男」だよね〜。(2008年公開作品/原題 American Gangster)

星は3つ。★★★☆☆
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by aiko_kiz | 2009-07-05 21:12 | CRIME
ちょっとワキの甘いジェームス・ボンド『レイヤー・ケーキ』
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小洒落たクライムムービー『レイヤー・ケーキ』。ガイ・リッチー作品のプロデューサーで知られるマシュー・ヴォーンの初監督作品(ちなみに嫁はクラウディア・シファー)。ブリティッシュ・ロックにのせて展開されていく感じは、ちょっとガイ・リッチーっぽいですかね。主人公の“名無し”の「コカインを扱うビジネスマン」をクールにダニエル・クレイグが演じています。ダニエル・クレイグのジェームス・ボンドは結構好き〜。ジェームス・ボンドよりもワキは甘いが、ジェームス・ボンド並みにスーツはパリッと着こなす「ルールを守って仕事をしてきて、そろそろ引退したかったのに、やっかいなことに巻き込まれちゃった男」のお話です。2代目ダンブルドア校長のマイケル・ガンボンが渋〜く裏社会の大物役で登場。シエナ・ミラーも添えもの的な役で出ています。このラストシーンは、結構好きです。結局、一番厄介なのは「お金」や「ビジネス」の問題なんかよりも「男女の愛憎」なのね…。(2006年公開作品/原題 Layer Cake)

星は3つ。★★★☆☆

おまけ/ダニエル・クレイヴがアイスになったとさ。デルモンテ社製。
イギリスに行ったら食べられるみたいです。:D 写真はこちら>>
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by aiko_kiz | 2009-06-02 16:38 | CRIME
仕事にプライベートを思いっきり持ち込むオーシャンズと仲間たち『オーシャンズ11』
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やっと観ました『オーシャンズ11』。スティーブン・ソダーバーグ監督は嫌いではないのですが、どうもジョージ・クルーニーが苦手。なんとなく、いけ好かない…。そんなジョージ・クルーニー演じる、泥棒ダニエル・オーシャンが表向きは仕事だけど、思いっきりプライベートな理由からラスベガスのカジノの金庫破りを計画、実行するストーリー。オーシャンの元妻にジュリア・ロバーツ。すっごい美女な設定みたいなのですが、ジュリア・ロバーツって“チャーミング”であっても、あんまり“ゴージャス”というタイプでは無いのでは。それこそ、『オーシャンズ 12』に出てきたキャサリン・ゼタ=ジョーンズの方が適役なのになぁ。と思ってしまいました。11人の男たちは個性的ではありますが、人数が多すぎて一人一人の印象が薄い感じが。ブラピは『バーン・アフター・リーディング』の方が断然チャーミング(絶対、素に近い役だからだ)。音楽もカッコいいし、ラスベガスの華やかな雰囲気が楽しめるのはいいかも。それにしても、ジョージ・クルーニとブラッド・ピットは組み過ぎなのでは?(『12』と『13』を観る前にもう、この2人が一緒にいるところを見飽きてしまいました…)(2002年公開作品/原題 Ocean's Eleven)

星は2つ。★★☆☆☆
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by aiko_kiz | 2009-05-27 01:49 | CRIME



主に「映画のおはなし」と時々「にがおえ」 Blah! Blah! Blah!
by aiko_kiz
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