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カテゴリ:COMEDY( 58 )
世間知らずなわがまま令嬢の結婚『フィラデルフィア物語』
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最近なんかあの「軟弱っぷり」が気になるジェームズ・スチュワートが、第13回アカデミー主演男優賞を受賞した作品『フィラデルフィア物語』。共演者にキャサリン・ヘプバーン、ケイリー・グラントと豪華です。ブロードウェイで上映された喜劇の映画化。フィラデルフィアの名門ロード家の長女トレイシー(キャサリン・ヘプバーン)は同じくハイソサエティ出身のデクスター(ケーリー・グラント)と恋愛結婚しますが、結婚生活は長く続かず離婚…。原因はトレイシーの世間知らずからくる頭の固さや、ワガママっぷり、寛容の無さ、相手に完璧さを求めたことから、そのプレッシャーによりデクスターがお酒に走った為…。しかし、デクスターはトレイシーに未練タラタラで、トレイシーにふさわしい相手は自分しかいないと思っています。そのトレイシーが父親の会社で働く叩き上げのジョージ(ジョン・ハワード)と再婚すると聞きつけたデクスターは結婚を阻止するべく、名門一家の結婚式を取材したいゴシップ誌の記者コナー(ジェームズ・スチュアート)とそのGFでカメラマンのエリザベス(ルース・ハッシー)をトレイシーの兄の友人と偽り、3人で結婚式前日のロード家に乗り込みます…。トレイシーを巡りデクスター、ジョージ、コナーの4関係を軸にしたスクリューボール・コメディ(この時代のロマコメをこう呼ぶんですね)。キャサリン・ヘプバーンはとても優雅でキレイでまさに「女神」って感じ。でもいかにも「良家の子女」なディーヴァっぷりは男ウケはするかもしれないけど、私はあんまり共感できるとこは無く…(観ていて面白くはありますが)、それ対しておませな妹のダイナー(ヴァージニア・ワイドラー)がおもしろキャラでいい味出してます。トレイシーは3人の男性によって、自分にとって何が大切かを気づくことに。結局、人間は比較対象物が無いとそのものの良さが分からないってことなんでしょうかね…。ひとりひとりのキャラクターが人間味あふれていて、人間観察が面白い映画でした。この時代のコメディってなんか「品」があります。(1948年公開作品/原題 The Philadelphia Story)

星は3つ。★★★☆☆


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by aiko_kiz | 2009-12-24 00:45 | COMEDY
スマイルを忘れない心優しい放浪者『モダン・タイムス』
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チャールズ・チャップリンが初めて声を出した映画『モダン・タイムス』。それまで、チャップリンの出演作はサイレント映画で、この映画の歌うシーンが声を出した初めての映画らしいです(映画界自体はもう10年位前にトーキーに切り替わっていたのですが、チャップリンはサイレントにこだわりがあったみたいです。この映画も殆どをあえてサイレントにしたみたいです)。実はチャップリンの映画をちゃんと観たのは初めて。監督から製作、脚本、作曲までこなすチャップリンは才能豊かで、ただのチョビ髭の動きが面白いおじさんではありませんでした。資本主義社会を風刺したストーリーで、大まかなストーリーの流れはあるものの、全体的な時間も短く、短編をいくつか観た印象。鉄鋼業の工場で働く工場員(チャールズ・チャップリン)、毎日ボルトを締める作業を繰り返します。社長は作業率を上げるためにレーンのスピードをアップ。そんな作業に追われ、この工場員は頭のネジが緩み始めます。そんな中、病院送りになったり、起こしたつもりのない事柄で逮捕されたり、保釈されたり、職を失ったり、孤児になってしまった少女(ポーレット・ゴダード)と出会い、お互いに助け合う仲になったり……そして、2人の後ろ姿が印象深いちょっと切ないエンディング。チャップリンの体を張ったドタバタだけで大笑いするには、現代人の私は色んな物を見過ぎてしまった感がありますが、それでも面白かったです。当時も今も変わらない問題を扱い、チャップリンの弱者への愛情を感じます。個人的に興味深かったのは、デパートのシーン。1930年代のデパートってこんなだったんだなぁ。と棚の商品までじっくり観てしまいました。それから、自動ランチマシーンのシーンのチャップリンには現代のリアクション芸人の原点を見ました! ちなみに『チャップリンの独裁者』でも共演しているポーレット・ゴダードはチャップリンの公私共にパートナーだった女優。チャップリンは女癖が悪いスターというイメージがありましたが(4回結婚)、当時のハリウッドではそんなに酷い方では無かったらしいです。出兵拒否などした為に目をつけられちゃって、かなりバッシングされた報道をされたので、そんなイメージが後世にまであるんですかね。(1938年公開作品/原題 Modern Times)

星は3つ。★★★☆☆

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by aiko_kiz | 2009-12-08 17:24 | COMEDY
ロックとラジオを愛する男たちの船『パイレーツ・ロック』
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映画の日に『フォー・ウェディング』『ノッティングヒルの恋人』の脚本を手がけ、『ラブ・アクチュアリー』を監督した、あのリチャード・カーティスの監督2作目『パイレーツ・ロック』を観てきました!!リチャード・カーティスの作品って、映画に出て来る全てのキャラクター(どんなに小さな役でも)が魅力的に描かれていて大好きです。この作品では監督だけでは無く、脚本も手がけています。相変わらずの登場人物の多さですが、隅から隅までホントにチャーミング!ロックが好きじゃなくても(好きならなおさら)観て欲しい楽しい映画でした。1960年代の英国では、BBSのラジオ放送はポップスやロックなどのポピュラー音楽の放送は1日45分と決められており、欲求不満なリスナーの為に24時間ロックを放送する海賊ラジオ局がいくつもあったそうです。これは海上の船から放送する海賊ラジオ放送局「ラジオ・ロック」のお話。父親を知らない18歳のカール(トム・スターリッジ)はドラッグと煙草の問題で学校を停学になり、母親のシャーロット(エマ・トンプソン)はカールのゴッドファーザーであるクエンティン(ビル・ナイ)が経営する海賊ラジオ放送局「ラジオ・ロック」に更正のためにカールを送り込みます。そこでカールが出会う個性的でカラフルな乗船者たち。アメリカ人のDJカウント(フィリップ・シーモア・ホフマン)、「ラジオ・ロック」の危機を救う為にやってきた伝説的なDJギャビン(リス・エヴァンス)、チャビィで皮肉屋のDJのデイヴ(ニック・フロスト)、17時間で離婚することになったDJサイモン(クリス・オダウド)、悲観的なDJアンガス(リス・ダービー)、女性に人気の無口なDJマーク(トム・ウィズダム)、早朝の放送担当のDJボブ(ラルフ・ブラウン)、憎めないおばかなケヴィン(トム・ブルーク)、ニュースとお天気担当のニュース・ジョン(ウィル・アダムズデール)、エンジニアのハロルド(アイク・ハミルトン)と料理係でレズビアンのフェリシティ(キャサリン・パーキンソン)の「ラジオ・ロック」スタッフとの船上の出来事と、海賊ラジオ局を取り締まろうとするチョビ髭の大臣ドルマンディ(ケネス・ブラバナー)の攻防戦。船の上でカールは家族の様な仲間と出会い、ロストヴァージンし、本当の父親を知り、人間として成長して行きます。映画の合間ちょこちょこ入る「ラジオ・ロック」リスナーのシーンが、ほんとステキなんです。夜中に親に隠れてラジオを枕の下に隠して聞く男の子、ラジオを囲み踊りまくるスクールガール、病院で夜勤中の看護婦さんたち、ピクニック中の若いカップル、ダイナーで食事をしながら、浜辺で手をつなぐ老人カップル…。老いも若きも、人種も性別も越えてみんなが楽しみに聞いている「ラジオ・ロック」の放送。法をくぐり、愛するリスナーの為に危険を冒して放送を続けます。本当にロックを愛する子供みたいな男たちがカッコいい!!ラストは思わず涙が…。この時代はファッションも魅力的。クエンティンやギャビンが着る細身のスーツはカッコいいし、ボブのヒッピースタイルもナカナカ。紅一点のフェリシティのスタイルもカワイイのですが、隔週の土曜日に船でやってくる女の子たちのお洋服がステキ。クエンティンの姪でカールを惑わすマリアン(タルラ・ライリー)のイカリ模様のワンピースやシャーロットの迫力ある千鳥格子柄のケープなどなど。顔を観てもピンと来なかったセクシーなDJギャビン演じたリス・エヴァンス。この人だれだっけ…?と思って調べたら、『ノッティングヒルの恋人』で主人公ウィリアムのルームメイトのスパイクを演じた人だった!(あのドアの外の報道陣の前でパンツ一丁でポーズ取ったあのスパイク!)イメージがあまりにも違うのでビックリ。この映画、原題は『The Boat That Rocked』ですが、邦題は『パイレーツ・ロック』、フランスでは『Good Morning England』、イタリアでは『I Love Radio Rock』、アメリカ&カナダでは『Pirate Radio』、ドイツでは『Radio Rock Revolution』となっています。自国の言葉でタイトルをつけるならともかく、みんな英語のタイトルなのにちょっとづつニュアンスが違うのが面白い。(2009年公開作品/原題 The Boat That Rocked)

星は4つ。★★★★☆
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by aiko_kiz | 2009-12-01 23:32 | COMEDY
賢いけれどドジでマヌケなエージェント『ゲット スマート』
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1960年代に放送されたドラマ『それ行けスマート』のリメイクの『ゲット スマート』。大好きなスティーブ・カレルが『40歳の童貞男』のアンディを思い出すような真面目な秘密諜報部員(でもかなりドジ→そこがカワイイ)を演じています。監督は『50回目のファースト・キス』などのコメディ作品を多く手がけるピーター・シーガル。アメリカの秘密諜報機関「コントロール」で分析官として働くマックスウェル・スマート(スティーブ・カレル)は、花形職のエージェント希望。昇進テストを受け高得点を取るもチーフ(アラン・アーキン)からは「分析官の能力が優れているから」と昇進を見送りさせられてしまいます。そんなある日、コントロールが国際犯罪組織「カオス」の襲撃を受け、エージェントの個人情報が漏れてしまいエージョンとが次々と暗殺されてしまいます。そんな中、分析官だったために顔が割れていないスマートは急遽、昇進してエージェント86に。そして美容整形直後のエージェント99(アン・ハサウェイ)と「カオス」の調査に乗り出します。ドジなスマートはカワイイし、エージェント99はココでもシャネルでバッチリ(…)。それでも、やっぱり真面目な顔したスティーブ・カレルは『40歳の童貞男』の方がチャーミングだし、アン・ハサウェイのコメディエンヌっぷりは第81回アカデミー賞授賞式の時の方がキュートです。まぁ、普通に笑って楽しめはしましたけど…。マシ・オカが演じたメカ担当のブルースとネイト・トレンスが演じたロイドが主人公のスピンオフ『ブルース&ロイドのボクらもゲットスマート(Get Smart's Bruce and Lloyd:Out of Control)』も製作されたみたいです。(2008年公開作品/原題 Get Smart)

星は2つ。★★☆☆☆
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by aiko_kiz | 2009-11-17 23:38 | COMEDY
自分を変える為に走るダメ男!がんばれ父ちゃん『ラン・ファットボーイ・ラン 走れメタボ』
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大好きなサイモン・ペグ主演・脚本、デヴィッド・シュワイマー監督の『ラン・ファットボーイ・ラン 走れメタボ』。ドラマ「フレンズ」のロス役でおなじみの、あのデヴィッド・シュワイマーの初監督作品です。「フレンズ」で演出は手がけたことがあるものの、初めての監督業だったらしいのですが、中々面白くてハートウォーミングでステキな映画です。結婚式の当日、身重の新婦リビー(タンディ・ニュートン)を置いて逃げ出したダメ男デニス(サイモン・ペッグ)。5年後、デニスはランジェリーショップの警備員として働く、しがない腹の出た男に。息子ジェイク(マシュー・フェントン)とは良い関係を気づいているものの、リビーには未練タラタラで復縁する機会を狙っています(自分から逃げ出したクセにね)。そんなある日、リビーにお金持ちでスポーツマンでアメリカ人のBFウィット(ハンク・アザリア)が出現。ライバルの出現に慌てたデニスは、ウィットが「NIKE ロンドンマラソン」に出場すると聞くと、つい「自分もロンドン・マラソンに出場する」と言ってしまいます。だけどその時期には出場の応募は閉め切られ、チャリティ枠で出場するために「ひとドタバタ」…。その男気を見直した大家さんのMr.Goshdashidar(ハーリッシュ・パテル)と、ポーカー仲間と「デニスの完走」に全財産を賭けちゃった親友ゴードン(ディラン・モーラン)の助けを借りて、「ロンドンマラソン完走」を目指します。ダメダメ男で何も成し遂げられなかったデニスの成長。何のどんでん返しもサプライズな展開もありませんが、ダメ男っぷりも何だかカワイイ、デニスが表向きは「EDの理解を求める為に」、本当は「リビーの愛を勝ち取る為に」、でも最後には「自分を変える為に」走る姿は「感動的」とまでは行かないものの、気持ちがいいものです。観ていて私もちょっと走ってみたくなりました。この映画はサブキャラクターもチャーミング。目覚ましを持たない生活(だって約束なんてしないから)を送るデニスの親友でリビーの従兄弟でもあるゴードンや、そのポーカー仲間。デニスのインド系の大家さんMr.Goshdashidar(みんな正しく呼べない)とそのセクシーな娘マヤ。そしてホビットに夢中のデニスの息子ジェイクなどなど。なんだかロンドンらしくて楽しい愛すべき隣人たちなのでした。デヴィッド・シュワイマー、もっと監督業もすればいいのに。(2007年英公開作品-日本未公開/原題 Run, Fat Boy, Run)

星は4つ。★★★★☆

公式サイトがまだありました。ロンドンマラソンのコースを確認しながらゲームとか出来ます。
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by aiko_kiz | 2009-11-09 23:02 | COMEDY
嘘も方便?でハッピーエンド!『僕らのミライへ逆回転』
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ミシェル・ゴンドリー × ジャック・ブラックという魅力的な人選なのに何故か観る機会が持てなかった『僕らのミライへ逆回転』。大好きなジャック・ブラックの役は今回もハイテンションでいつもの「ジャック・ブラック」なのでした。ニュージャージーにあるジャズピアニストのファッツ・ウォーラーの生家だという古い建物でレンタルビデオ店「Be Kind Rewind(巻き戻して返して下さい)」を細々と経営するフレッチャー(ダニー・グローヴァー)。経営状態も悪く、建物の老朽化で市から立ち退きを迫られています。そんな時にフレッチャーは店を従業員のマイク(モス・デフ)に任せ留守にします。「ジェリーは店に入れるな」という伝言を残して…。ジェリー(ジャック・ブラック)は発電所の敷地内のトレーラーに住むマイクの友人の廃品回収業者。マイクとは親友ですが、パラノイア気味のトラブルメーカー。ある日、発電所の襲撃を企てますが、失敗して体に磁気をおびてしまいます。そんな状態で「Be Kind Rewind」にやって来たので、ジェリーのせいで店のビデオが全部消えてしまう事に! 焦った2人が取った行動は勝手に消えた映画のリメイクを制作することだったのでした…。2人の行動から起こる、小さな町の幸せな奇跡。ハッピーエンドなお話ですが、なんだかちょっと中途半端な印象を受けてしまいました。さすがの「ジャック・ブラック」は相変わらず面白いのですが、相変わらずなので新鮮味は全くないです。でも、『ラッシュアワー2』のジャッキー・チェンや『ロボコップ』の物真似はカワイイし、クリーニング店のアルマ(メロニー・ディアス)を巻き込んで、みんなで段ボールで作る『ゴーストバスターズ(この映画にはシガニー・ウィーバーがゲスト出演)』『2001年宇宙の旅』『ドライビングMissデイジー』なんかのリメイク作品は観ていて楽しい! これは、ミシェル・ゴンドリーから最近の「リメイク映画ばっかりのハリウッド」への皮肉なのかな。(2008年公開作品/原題 Be Kind Rewind)

星は3つ。★★★☆☆
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by aiko_kiz | 2009-11-06 23:19 | COMEDY
本当のBFF『スーパーバッド 童貞ウォーズ』
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“アパトー・ファミリー”の映画『スーパーバッド 童貞ウォーズ』。ジャド・アパトーが製作に参加し『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』で主役を演じたセス・ローゲンがエヴァン・ゴールドバーグと一緒に脚本と製作を手がけています。実はこのお話、このセス・ローゲンとエヴァン・ゴールドバーグが10代だったころの経験が描かれており、ある意味実話らしいです。またしても「ちょっと…」な邦題が付いていますが、“アパトー・ファミリー”のコメディ映画らしく笑えて(女子ウケはしない下ネタも満載ですが…)、そして最後に「ホロっ」とさせる中々ステキな青春映画です。高校卒業を2週間後に控えた、ぽっちゃりのセス(ジョナ・ヒル)と痩せのエヴァン(マイケル・セラ)。2人は10年来の親友同士。子供の頃からいつも一緒につるみ、大学も同じところに行くことを約束。しかし現実はそうも行かず、エヴァンはアイビー・リーグのダートマス大学に、セスは三流大学(?)に進学予定で(でもセスいわく、セスの行く大学の方が「女子の淫乱度」は高いらしい…)、もうすぐ離ればなれになることが決まっています。全くモテない高校生活を送り、未だに童貞の2人は、この歳の男子らしく(?)頭の中は「脱・童貞」しかないセス、好きな女の子と愛のある「脱・童貞」をしたいエヴァン、と目的は違えど目標は一緒。そして、この2人と学校ではしょうがなくツルんでいる、見るからにオタクなルックスのフォーゲル(クリストファー・ミンツ=プラッセ)のモテない高校生男子3人の「初めて誘われたパーティ」を中心にしたドタバタが描かれています。たしかに、女子にはウケない下ネタが満載ですが、しっかりセスとエヴァンの友情と成長を描いており、脚本がしっかりしていることを感じます。誰もが通る思春期。独特の価値観や狭い世界…、10代って大変だったなぁ。と懐かしくもなりますが、セスの下ネタの多さには女子としてはちょっと辟易させられます(隣でオットはウヒャウヒャ笑ってましたけど…)。最後のシーンには大人の階段を上る彼らの後ろ姿にホロっとしてしまいました。大学は別々でも、このセスとエヴァンはその後に一緒にこの映画の脚本を書いたところがまた「いい話し」ですよね。セス・ローゲンはビル・ヘイダーとかなりイカレた警官の役で出演もしています。確かにセスとエヴァンを演じたジョナ・ヒルとマイケル・セラも良かったのですが、フォーゲルを演じたクリストファー・ミンツ=プラッセがかなりのヒットです。マクラヴィンになってからの彼はサイコー。アメリカでヒットしたこれまた“アパトー・ファミリー”の映画『紀元1年が、こんなんだったら!?』(日本公開を待ってたんですけど、DVDスルーです。涙。12/2発売)でもジャック・ブラックとマイケル・セラと共演し、映画『ウォンテッド』の原作者マーク・ミラーのコミック『Kick-Ass』の映画化(マシュー・ヴォーン監督作)では悪役を演じるんだとか。今後の期待大な俳優さんです。(2007年米公開作品-日本未公開/原題 Superbad)

星は3つ。★★★☆☆
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by aiko_kiz | 2009-10-12 22:54 | COMEDY
ドジな私とペンギン『噂のアゲメンに恋をした!』
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ほぼジェシカ・アルバの魅力のみで押し切った感のある99分『噂のアゲメンに恋をした!』。ジェシカ・アルバとペンギンがチャーミングな映画です。主演のデイン・クックはスタンダップ・コメディアン。アメリカでは人気があり何年か前にジェシカ・シンプソンとのロマンスが噂されたりしてましたが、日本での知名度はサッパリ(こういう人、たくさん居ますよね)。ルックスもこれといった「アク」もなく…。本当はデイン・クックのキャラクターが主人公なのに、ジェシカ・アルバのキャラクターが主人公のような邦題はきっと苦し紛れなんでしょうね。歯科医のチャーリー(デイン・クック)は独身貴族。気ままにGFと付き合ってはいますが、未だ本物の「愛」には巡り会えていません。ある日、チャーリーは元カノの結婚式に出席。新婦のスピーチでは何故か感謝され、自分が“あのチャーリー”だと知ると女性たちは熱い視線を送ります。でもチャーリーには何でなのかさっぱり分かりません。その結婚式でチャーリーは水族館でペンギンの飼育員をするキャム(ジェシカ・アルバ)に出会い、一目惚れ。ある日、キャムはペンギンにエサをあげている時に転倒し、前歯を打って歯が欠けてしまったのをチャーリーに治療してもらいます。これはチャンスとチャーリーはチャーミングなキャムをデートに誘うも玉砕。しかし、熱心に誘い続けて付き合う事になります。そんな頃「チャーリーと寝ると、理想の相手と巡り会い結婚出来る」という噂が広まり、女性から追いかけられる事に。ただの噂だと思っていたチャーリーですが、友人の豊胸専門の美容整形外科医スチュ(ダン・フォグラー)が調べると、なんと本当に元カノが全員チャーリーと別れた後に付き合った人と結婚! せっかくGFになったキャムですがチャーリーは「寝てしまったらキャムは自分の次の相手と結婚してしまうことになる!」という大ジレンマを抱えることになります…。ジェシカ・アルバの「とことんドジ」な「ペンギンおたく」っぷりはカワイイし、ペンギンパンツ姿もチャーミング。デイン・クックとダン・フォグラーの「下ネタ」が多い掛け合いはコントみたいで面白い。「下ネタ」は決して嫌いでは無いのですが、あまり効果的では無い「下ネタ」が多かったような気がします(エンディングのチャーリーとペンギンのぬいぐるみの絡みとか)。「体を目当てに女性に追いかけられる男性」の図は男性のファンタジーであって、女性の私には…。でもこの図、どこかで観たことがあるなぁ。と思ったら、スパイク・リー監督の『セレブの種』でした。こちらは優秀な子種欲しさにレズビアンのカップルから追われる男のお話。『セレブの種』の方がリアリティあって怖いかも。(2008年公開作品/原題 Good Luck Chuck)

星は2つ。★★☆☆☆
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by aiko_kiz | 2009-10-03 23:48 | COMEDY
男の妄想、大爆発『七年目の浮気』
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ソウル・バス大先生のステキなオープニングから始まる『七年目の浮気』。マリリン・モンローが地下鉄の風でスカートをふわりとさせる、映画史に残るあの名シーンがある映画です。そういえば、マリリン・モンローの出演作ってまともに観たのは高校生の時に観た『イヴの総て』ぐらい…。ちゃんと観た事がありませんでした。BSで続けてマリリン・モンローの映画を続けて放送していることもあり、ちゃんと観てみました。ちなみにこの映画で彼女の役は名前がありません。ただの「ブロンドの無邪気で無防備でセクシーな男を夢中にさせる若い女」。これって当時、「マリリン・モンロー」に世間が求められたイメージそのもののような気が…。彼女の不幸な人生の結末を知っているだけに、なんだかとても切なくなります…。マンハッタンに住み出版社で働く、抑圧された中年男リチャード(トム・イーウェル)。やたらと独り言が多く、想像力が逞しい男です。息子リッキーの夏休みの間、妻ヘレン(イヴリン・キース)とリッキーを避暑地へと送り出し、つかの間の独身気分に。そんな時に、リチャードのアパートの上に住む部屋を住人の旅行中にだけ借りたという、ブロンドでセクシーな女性(マリリン・モンロー)に出会います。それから、「家で1杯やらないか?」という誘いに気軽に乗り、男に押し倒されても取り乱さず、男性からの求婚にうんざりしているこの「魅力的な女性」への欲望と戦うリチャード。彼女は自分の部屋には無いエアコンに魅力を感じてるだけなのに…。トム・イーウェルの一人で勝手に想像を膨らましてのドタバタにはちょっとイライラさせられますが、マリリンとの掛け合いが面白くて、いいコンビ。映画の中では無邪気に振る舞い、笑うマリリンですが、この映画の撮影時は当時の夫、ジョー・ディマジオと上手くいっていなかったこともあり、精神的に不安定で台詞を覚えられずにNGを連発したんだとか。ちなみに「スカートふわり」の撮影現場を観たジョー・ディマジオは大激怒(正確には、この撮影に集まった野次馬を見て激怒したみたいですが)。このことが離婚の決定的な原因となったと言われています。この映画の大ヒットで更なる名声を高めたマリリンですが、女優としての名声と反比例して彼女のプライベートは坂道を転がり落ちて行くことに。切ないねぇ。この映画を観て、今度ポテトチップスをシャンパンに浸して食べてみようと思います。それから、7年目の夏には気をつけようと思います。(1955年公開作品/原題 The Seven Year Itch)

星は3つ。★★★☆☆
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by aiko_kiz | 2009-10-02 21:57 | COMEDY
「男って…」っていう女子にオススメ『男と女の不都合な真実』
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映画の日に女子3人で『男と女の不都合な真実』鑑賞会を開催。監督は『キューティ・ブロンド』や、この間観た『ウェディング宣言』なども手がけたロバート・ルケティック。若い女性を主人公にした映画が得意なんですかね? 今やアメリカでは女子に嫌われる女優 No.1になってしまったキャサリン・ハイグル(でも私は好き)がキワドい言葉を連発し、キュートな女性を演じています。サクラメントで地元TV局のプロデュサーとして働いているアビー(キャサリン・ハイグル)は未だに男性への幻想を持ち、「白馬の王子」を待ってるタイプ。でも、仕事はデキる女。一生懸命打ち込んでいます。しかし、心血注ぐ担当番組も視聴率はガタ落ち。上司の命令で「数字のために」アビーの番組に出演することになったのは、下品な恋愛コメンテーター、マイク・チャドウェイ(ジェラルド・バトラー)。アビーの幻想をことごとく壊すマイクとアビーは犬猿の仲に。ある日、アビーの家の向かいにセクシーな外科医のコリン(エリック・ウィンター)が引っ越して来ます。コリンこそ彼女の「白馬の王子」だと信じたアビーは、ひょんな事からマイクのアドバイスを受ける事に。そのおかげでコリント付き合うことが出来ましたが…。このポスターを見た瞬間から分かる「で、最後にはキャサリン・ハイグルとジェラルド・バトラーが恋に落ちる訳でしょ?」を、全く裏切りません。分かり切ったエンディングに突き進みながらも、「男女の恋愛観のズレ」をおもしろおかしく誇張し、ありえない設定や台詞の面白さで飽きずに楽しめます。たまには、頭を使わず大笑い出来る映画も必要。オマケに「男の本音」も学べます。ちょっと調べてみたら、ロバート・ルケティック監督ってまだ若くて35歳。おまけに結構イケメン。なんだかこの映画は、世の女性への彼の心の叫びのような気が…。そういえば、ロバート・ロドリゲスとローズ・マッゴーワンが破局したことで頓挫していた『バーバレラ』のリメイク。このプロジェクトは再始動して、ロバート・ルケティックが監督をすることが決まったみたいです。(2009年公開作品/原題 The Ugly Truth)

星は3つ。★★★☆☆
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by aiko_kiz | 2009-10-01 23:51 | COMEDY



主に「映画のおはなし」と時々「にがおえ」 Blah! Blah! Blah!
by aiko_kiz
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