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カテゴリ:ROMANCE( 15 )
愛がいっぱい出演者もいっぱい『バレンタインデー』
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愛に溢れる1日“バレンタインデー”のドタバタを描いた群像劇『バレンタインデー』をやっと観ました。とにかく登場人物が多くて“ごっちゃり”してます。父親のフラワーショップを継いだリード(アシュトン・カッチャー)とその恋人モーリー(ジェシカ・アルバ)、リードの親友の小学校教師のジュリア(ジェニファー・ガーナー)、リードの店に花を買いに来た客で医者のハリソン(パトリック・デンプシー)、ジュリアの教え子のエディソン(ブライス・ロビンソン)とエディソンのシッターのグレイス(エマ・ロバーツ)、グレイスの友人のフェリシア(テイラー・スウィフト)に…。と主にLAに住むリードとジュリアを中心に芋づる式に繋がる人々の“バレンタインデー”。出演している俳優陣は魅力的。特に女優陣は幅広くベテランのシャーリー・マクレーンとキャシー・ベイツからジュリア・ロバーツ、クイーン・ラティファにアン・ハサウェイ、金髪にすると冴えなくなるジェシカ・アルバに、並ぶと見分けがつかなくなる(私だけ?)ジェシカ・ビールとジェニファー・ガーナー、そしてフレッシュなテイラー・スウィフトにエマ・ロバーツ。叔母(ジュリア)と姪(エマ)のちゃんとした初共演作となりましたが(エマは『アメリカン・スウィートハート』にエキストラで出演)、共演シーンはありません。俳優陣もパトリック・デンプシー、ブラッドレイ・クーパー、アシュトン・カッチャー、テイラー・ロートナーと、とっても豪華な出演者なのに何だかとっても物足りないのは、一人一人の出演時間が短くて魅力を伝え切れなかったから??それとも…。一番好きなエピソードはブラッドレイ・クーパーとジュリア・ロバーツの機内のもの。たった1日を過ごす為にLAに帰る女性軍人(ジュリア・ロバーツ)と偶然隣りに座った男性(ブラッドレイ・クーパー)。訳ありそうな2人が隣りに座った事で親しくなり…というとっても温かいエピソード。深みがあるストーリーなのはこのエピソードだけです。観ていてふと『パリ、ジュテーム』のニック・ノルティとリュディヴィーヌ・サニエのエピソードを思い出しました。公開前は『ラブ・アクチュアリー』の“バレンタインデー”版なんて言われていましたが大違い!でも、ジュリア×ブラッドレイのエピソードとカワイイ犬たち(エマ・ロバーツ演じるグレイスの家で飼われているボストンテリアのプシュキンとアシュトン・カッチャー演じるリードの家で飼われているボーダーコリーのカーマイン)を観る為だけにレンタルする価値はあるかも。(2010年公開作品/原題 Valentine's Day)

星は2つ。★★☆☆☆

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by aiko_kiz | 2011-05-25 23:23 | ROMANCE
ニューヨーク映画2本だて・その1『マンハッタン』
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旅行後に観たくなったのは、やっぱり行って来た地が舞台の映画!観たかった『ニューヨーク・ニューヨーク』が近所のTSUTAYAに無かったので『マンハッタン』を観ました。数々の映画で登場するクイーンズボロ・ブリッジですが、この映画のポスターのこのシーンが一番有名なのでは? TV作家のアイザック(ウディ・アレン)は仕事はそこそこ、私生活ではバツ2で元妻のジル(メリル・ストリープ)がアイザックとの結婚生活を綴った本を出版するという“爆弾”を抱えながらも、17歳のトレイシー(マリエル・ヘミングウェイ)と交際している中年の危機を迎えた男です。そんなアイザックをいつも心配してくれる親友夫婦のエール(マイケル・マーフィー)がジャーナリストのメリー(ダイアン・キートン)と不倫をしていると告白されてビックリ。メリーを紹介されたアイザックの第一印象はイヤミなインテリ女でしたが……。ウディ・アレンらしい、気の利いたセリフと皮肉、優柔不断な男、強い女、そしてニューヨークへの愛が詰まった、簡単に言うととっても“オシャレな”白黒映画です。ウディ・アレンの作品の中でもとても評価が高い映画。でも、観終わって思い出した…そうだ私、ウディ・アレンって好きじゃない…。ウディ・アレンの映画はキライでは無いのですが、どうもウディ・アレン自身が…。あぁぁ。あんな“ちんちくりん”な容姿なのに、自分の映画の中ではいつも優柔不断なモテ男、おまけにプライベートでもパートナーだったミア・ファローの養女と結婚したという事実は気に喰わない!(この映画の撮影した頃はダイアン・キートンと交際中でしたね)でも、本人が出て来ない『それでも恋するバルセロナ』『人生万歳!』は大好きな作品です。個人的な好き嫌いを置いておけば、美しいマンハッタンが舞台の大人のオシャレなロマンス。この映画の主人公はタイトル通り“マンハッタン”なのでは?と思えるほどに“マンハッタン”が魅力的で写真集を見ているみたいです。10代や20代の頃にはこの映画の深みが分からなかっただろうな。もう少し歳を取ったら、ウディ・アレン自身の魅力にも気が付けるのかな?ううむ。(1980年公開作品/原題 Manhattan)

星は3つ。★★★☆☆

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by aiko_kiz | 2011-05-06 13:49 | ROMANCE
「ガンバレ、私!」再び。『幸せの始まりは』
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試写会で『幸せの始まりは』を観て来ました(あぁ、もう2週間も前の出来事)。リース・ウィザースプーンがお得意のポジティブでキュートな女性を演じるラブ・コメディ。ソフトボールのナショナルチームでキャプテンを務めるリサ(リース・ウィザースプーン)。今まで人生のほとんどの時間をソフトボールに費やし情熱を燃やしてきた体育会系女子です。31歳になった今もチームメイトからの信頼も厚くムードメーカー。しかし、新しい監督に変わったことから、リサはナショナルチームをクビに!そこで初めて、リサはソフトボール以外の自分の人生を考えなくてはならなくなります。メジャーリーガーのBFマティ(オーウェン・ウィルソン)はいるものの能天気過ぎる彼との将来はちょっと不安。そんな時に友達の紹介で会ったジョージ(ポール・ラッド)に一目惚れされますが…。私と同世代の女優リース・ウィザースプーンが人生に迷う“実年齢より微妙に若い”女性を熱演。しかしはっきり言ってリサは同じ系統のジェニファー・アニストンがやろうが(少し歳取り過ぎだけど)キャメロン・ディアスがやろうが(ちょっと歳取り過ぎだけど)キャサリン・ハイグル(こっちの方が年齢的にはぴったり?)がやろうが、変わんない感じ。キュートで足はキレイだけれど中身が無いリサには全く感情移入出来ず…。それに比べ男性陣、オーウェン・ウィルソン、ポール・ラッド、ジョージの父親を演じたジャック・ニコルソンは「3種類の魅力的なダメ男」って感じで良かったなぁ。あと、マティの部下役のアニー(キャスリン・ハーン)がステキ!リサのドタバタよりもアニーのエピソードの方が断然面白い。20代前半にでも観ていたらまだいろいろと思う所はあったかもしれないけど、この歳で観てもなんだかなぁ。プライベートでは大手ハリウッド・エージェンシーの重役男性と婚約して「これでキャリア安泰!」と言われているリース・ウィザースプーンがリサを演じてもあんまり説得力はないかも…。マティのチームメイト役で『ピンクパンサー2 』の松崎悠希がちょっとだけ出演しています(『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』にも出るんだってよ)。『恋愛小説家』は大好きな映画ので、ジェームズ・L・ブルックス監督作だからと期待しすぎてしまったかなぁ。(2010年公開作品/原題 How Do You Know)

星は2つ。★★☆☆☆

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by aiko_kiz | 2011-02-05 23:17 | ROMANCE
5人の女子のいろいろいろ…『そんな彼なら捨てちゃえば?』
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あんまり期待しないで観た『そんな彼なら捨てちゃえば?』。意外と面白かった!ストーリーは同じ会社に勤める3人の女子、シングルで夢見がちなジジ(ジニファー・グッドウィン)、イケメンの夫ベン(ブラッドレイ・クーパー)を持つジャニーン(ジェニファー・コネリー)、同棲して7年のBFニール(ベン・アフレック)を持つベス(ジェニファー・アニストン)を中心に、ジジが電話を待つデートの相手コナー(ケヴィン・コナリー)、ジジが男心指南を受けるバーの経営者アレックス(ジャスティン・ロング)にベンの浮気相手アンナ(スカーレット・ヨハンソン)とその親友メアリー(ドリュー・バリモア)の色恋沙汰。いろんな立場でのエピソードが詰まっていて、そして最後はハッピーエンド!自分の恋愛体験と比較しながら、結婚してても恋愛中でもシングルでも楽しめるガールズナイトに観たら盛り上がりそうな映画。私が特にスキなのはジジがアレックスに男心指南されるエピソード(このアレックスがいいヤツで『遠距離恋愛 彼女の決断』との相乗効果で私の中で“ジャスティン・ロング株”が急浮上中)。これを観た時に「SATCでミランダがキャリーのBFバーガーにこんな風に男心指南されるシーンがあったなぁ」なんて思ったら、なるほど原作のグレッグ・ベーレントとリズ・タシーロはSATCのコンサルタントやエディターを務めていた人物でした。この映画で超ハマり役のスカーレット・ヨハンソン。ブラッドレイ・クーパーが演じる既婚者ベンを誘惑しちゃうアンナを演じています(こんなムチムチ金髪美女に誘惑されたら…。ベンにはちょっと同情しちゃう)。この映画では「既婚女性の敵」みたいに描かれているアンナですが、DVDのおまけの特典映像を観てみたら「母娘の対話シーン」や「バーでアンナの歌声に聞き惚れる客」などアンナに深みを持たせるシーンはカットされている模様。監督はあえてアンナを「オンナの敵」にしたのね…(でもベンの妻ベスはちょっとギスギス女で同情できない)。それにしても女って、いくつになっても男での悩みがつきない生き物なんだよね…。この映画で製作総指揮もしているドリュー・バリモア。『チャーリーズ・エンジェル』みたいな自分が主演している映画で製作もしているイメージはあったけど、『ドニー・ダーコ』(製作総指揮)もそうだったことは知らなかった(あと『25年目のキス』でも製作総指揮)。初監督作の『ローラーガールズ・ダイアリー』に続き、期待大の次回監督作は『オズの魔法使い』のドロシーのひ孫のストーリー『Surrender Dorothy(原題)』らしいです。楽しみ。(2009年公開作品/原題 He's Just Not That into You)

星は3つ。★★★☆☆

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by aiko_kiz | 2010-10-21 23:48 | ROMANCE
夏が終わり、秋が来る『(500)日のサマー』
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映画館で見逃していた『(500)日のサマー』を「ららぽーと豊洲映画祭」で観て来ました。あぁ、映画館の大きなスクリーンで観れて良かった!建築家志望だったのに、しょうがなくグリーンカード会社で働いているトム(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)は新しく社長(クラーク・グレッグ)のアシスタントとして入社したサマー(ズーイー・デシャネル)に一目惚れ。同僚のマッケンジー(ジェフリー・エアンド)、友人のポール(マシュー・グレイ・ガブラー)、妹のレイチェル(クロエ・グレース・モレッツ)を巻き込み、なんとかサマーと“真剣では無い”交際することになりますが「運命の恋」を信じるトムと「運命の恋」なんて信じないサマーは……。この映画の面白いのは構成。トムがサマーに出会い→振られて→ズルズルと思いを引きずり→吹っ切れるまでの500日間を時系列バラバラに見せてくれます。オープニングはトムがサマーに振られたところから始まり、最後はトムの新しい恋を予感させるエンディング。ミュージックビデオ出身のマーク・ウェブ監督らしい小さい恋愛のエピソードを集めた短編集のような印象です。妙に肩幅の狭いのが気になるジョゼフ・ゴードン=レヴィットと60年代風ファッションのズーイー・デシャネルのカップルがホントかわいい(ただズーイーはチャーミングだけど、みんなが振り向くほどの美人では無いよね?)。IKEAでのごっこ遊び、ベット上でのごろごろ、コピー室でのキス…特にスキなのが初めてサマーと一夜を共にした後にトムが出社するシーン! 町の人がみんなトムに微笑み、踊って、噴水が高く上がり、ブルーバードが飛んで来て…こんな恋愛の高揚感っていいなぁ。最近味わってないなぁ…。っていうかしばらく味わえる予定も無いなぁ…。カラオケを歌うシーンがあるのですが、2人とも歌が上手い。なるほど、ズーイーはバンドを組んでいるし(シー&ヒム)、ジョゼフも最近youtubeでレディガガの「バッドロマンス」を歌う動画が話題になったばかり。おまけにこの映画は音楽もステキで、全編に流れるオサレ〜な耳あたりの良い音楽を担当したのは『遠距離恋愛 彼女の決断』と同じマイケル・ダナ。思わず帰って来てから、amazonでDVDを予約してしまいました(来年1月に廉価版が出ます)。この映画の成功で(?)マーク・ウェブ監督はアンドリュー・ガーフィルドの『新スパイダーマン』の監督をするらしいですが、『(500)日のサマー』はミュージックビデオ出身なことがピタッとはまった感がありますが、ヒーローものってどうなんですかね。個人的には悪役がリス・エヴァンス(大好き)が観たいので期待はしてます。(2010年公開作品/原題 (500) Days of Summer)

星は4つ。★★★★☆

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ジョゼフ・ゴードン=レヴィットの「バッドロマンス」>>
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by aiko_kiz | 2010-10-20 23:11 | ROMANCE
大人のラブストーリー、ダバダバダッ〜『男と女』
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ダバダバダッ〜ダバダバダ〜のテーマソングでおなじみの映画『男と女』。お話はシンプルな「大人な恋愛」。詩的な歌詞の歌にのせた、オシャレな映像。白黒とカラー、無音とボサノヴァなどの音楽、などコントラストが美しい、今観ても新鮮さを感じる映画です。映画撮影のスタッフとして働くアンヌ(アヌーク・エーメ)、撮影現場で出会ったスタントマンだった夫を亡くし、その傷がまだ癒えないシングルマザー。娘を寄宿学校に預けているため、毎週パリから学校のあるドーヴィルまで娘に会いに行っています。ある日、アンヌはパリ行きの最終電車を逃してしまいます。困っていたところを寄宿学校の校長(シモーヌ・パリ)の紹介で、同じ寄宿学校に息子を預けているジャン・ルイ(ジャン=ルイ・トランティニャン)の車に乗せてもらうことに。これがきっかけで、2人のラブストーリーが始まります。配偶者を亡くたという同じ境遇を持つ2人が魅かれ合って行く様子、フランス語の「音」と美しい音楽、そして美しいドーヴィルの風景にうっとり。なにより、アヌーク・エーメが美しい!(『甘い生活』も『8 1/2』も観ているのに、『8 1/2』の嫁役の女優さんだとちっとも気づかなかった…)眉毛のカーブ、太めのアイライン、煙草の吸い方、足の組み方までとっても優雅〜。「THE 大人のフランス女」という感じ。ストーリーはいたってシンプル。でもだからこそ、アヌーク・エーメの美しさが堪能できる映画です。ちなみにこの2人の20年後を描いた続編『男と女II』もあるんですね。ちゃんと製作されたのも20年後(!)、興味深いです。是非観てみたいと思います。(1966年公開作品/原題 Un homme et une femme)

星は3つ。★★★☆☆

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by aiko_kiz | 2010-03-09 23:46 | ROMANCE
屋根付きの橋から始まって、そこで終わった大人の悲恋『マディソン郡の橋』
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原作の小説もベストセラー、映画もヒットした『マディソン郡の橋』。1995年の公開当時は10代だった私。「何が面白くて中年の不倫映画なんて観るのかなぁ。」と全く興味がありませんでした。クリント・イーストウッド × メリル・ストリープのカップルも美しくは思えず…。ところがところが、14年後にはこの映画を観て涙する私がいたのでした。あの頃は絶対に理解出来なかったストーリー。歳、取ったなぁ、私…。うれしいような悲しいような…。お話は母親のフランチェスカ(メリル・ストリープ)が亡くなった後、葬儀の準備と遺品の整理に来たフランチェスカの2人の子供の息子のマイケル(ヴィクター・スレザック)と娘キャロライン(アニー・コーリー)の視点で描かれます。「自分が死んだら火葬にしてローズマン・ブリッジから遺骨を撒くように」という遺書に「もうろくした年寄りの戯言だ!キリスト教徒として土葬にする!」と言い張るマイケル。そんな中、キャロラインは見た事の無い母親の写真や手紙を見つけます。そうして見つかった母親の3冊の日記帳には、家族が留守にした数日間の間に一緒に過ごしたナショナルジオグラフィック誌のカメラマンのロバート・キンケイド(クリント・イーストウッド)との4日間の出来事が書かれていました。母親の不倫が許せないマイケル。同じ女性として母親の行動がどこか理解出来るキャロライン。しかし、2人は日記を読むうちに母親も一人の人間であり女性であったこと、ロバートへの想い、そして下した決断などを理解するようになります…。公開当時は全然美人には見えなかったメリル・ストリープが今は美しく見えます。メリル・ストリープは田舎の農園の主婦であっても、恋する女はいくつになっても美しくなるものだということを見事に演じています。イタリア人であるフランチェスカが夢見てやって来たアメリカの地や結婚生活は確かに、想像と違っていたけれど、全てを捨ててロバートに着いてはいけない…。きっとフランチェスカも「あと15歳、いや10歳、若ければ!」と思ったはず。いろんな経験を積み、知恵をつけた女性には選ぶべき道がちゃんと分かるものなのです。別れたからこそ永遠に想い続ける「純愛」となった2人の関係。母親の日記を読み終わり、散骨後に自分の人生を見つめ直し、良い方向へ向かおうと努力し始める2人の子どもたちにも感動しちゃいました。女性として、人生に一度くらいフランチェスカとロバートのような「身を焦がすような恋」ってやつを経験してみたいなぁ、とも思います。でも疲れそうだなぁ。(1995年公開作品/原題 The Bridges of Madison County)

星は3つ。★★★☆☆
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by aiko_kiz | 2009-12-02 20:43 | ROMANCE
信念を貫く女・ケ、ケ、ケ、ケイティとそんな女を愛した男・ハベル『追憶』
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日本での人気はイマイチなバーブラ・ストライサンドとロバート・レッドフォードの切ないラブストーリー『追憶』。このバーブラ・ストライサンドが歌った主題歌は第46回アカデミー主題歌賞を受賞し、日本ではCMにも使われていたらしく、この主題歌を聞くだけで涙が…という人も多いとか(→ピンと来ない私)。シドニー・ポラック監督の名作と呼ばれる作品です。今まで、あんまり名作と呼ばれる作品を積極的に観ようとしなかったので、恥ずかしながらこの映画を意識したのもドラマ『SEX AND THE CITY』に出て来たから。元BFのMr.ビッグが若い女性と婚約したというエピソードでキャリーは自分をこの映画の主人公のケイティと自分を重ねてみんなと盛り上がっていました。これで「ふーん、いつか観てみよっかな」と思ってたのですが、その数年後…、やっと観ました(なんでキャリーがケイティを吃って「ケ、ケ、ケ、ケイティ」と呼んでいたのかがやっと分かった!)。結ばれない2人の切ないラブストーリーですが、かなり社会的な背景も持つお話。1930年代、大学のキャンパスで戦争反対の熱弁をふるうケイティ(バーブラ・ストライサンド)。そんな熱っぽさを他の生徒からからかわれることもありますが、自分の思想を曲げることはありません。そんなケイティを温かい目で見るお金持ちのお坊っちゃま、ハベル(ロバート・レッドフォード)。ケイティはハベルの小説家の才能に嫉妬しながらも、密かにハベルに好意を持っていました。だけど2人はたまに話す程度の関係で、卒業後はお互い違う道へ。その後、第2次世界大戦中のニューヨークのレストランで2人は偶然再会。そしてその再会から親しくなり、2人は結婚することに…。大学時代から大人になるまでの20年間を描いているので、ロバート・レッドフォード演じるハベルがかなり老け顔の大学生なのは仕方がないところ…(1936年生まれのロバート・レッドフォード)。それでも、パリッと白い軍服を着こなすロバート・レッドフォードはカッコいい。そんな非の打ち所のない美男子ロバート・レッドフォードと比べると、バーブラ・ストライサンドってなんだかな…。ですが、決して美人ではないバーブラ・ストライサンドでも、あら不思議。観ているうちにチャーミングに見えてきます。このケイティ、同じ女子なら激しく共感するところ多数。部屋の壁にスターリンの写真を飾り、信念を燃やす強い女な一方で、ハベルの軍服に甲斐甲斐しくアイロンをかけ、料理を作りハベルに尽くす面も。でも、やっぱり上手くいかない2人なのよねぇ…。映画版『SEX AND THE CITY』のサマンサの「あなたのことは愛しているけど、自分のことはもっと愛してる(うろ覚え)」という台詞を思い出しました。自分は偽れません。それから、ケイティの衣装は結構カワイイ。ネイビーとホワイトの幾何学模様のワンピースの胸元に赤いボールが沢山付いた葡萄のようなブローチ。そして、ほっそりした指に塗られた真っ赤なネイル…と、政治活動をしていてもケイティはオシャレさんです。有名なラストシーンには思わずうるっ。“原爆禁止"の署名を集めるケイティと、若い女と再婚したハベル…。再婚したと嘘をつく(そうだよね?)ケイティと娘と義父の関係を気にするハベル…。あぁぁぁぁ…。そして流れるあの主題歌。そういえば、大学時代のケイティの活動仲間役でジェームス・ウッドが出てました。(1974年公開作品/原題 The Way We Were)

星は4つ。★★★★☆
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by aiko_kiz | 2009-11-21 23:48 | ROMANCE
MOST セクシエスト・チェスシーン『華麗なる賭け』
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ピアース・ブロスナン主演でリメイクもされた『華麗なる賭け』。ゴージャスな2人のスタイリッシュな映画です。2つの会社を経営するトーマス・クラウン(スティーブ・マックイーン)の裏の顔は銀行強盗。自分では手を汚さず、手下にやらせるやり手の銀行強盗です。ある日、またもや銀行強盗を行い260万ドルの強奪に成功。被害にあった銀行が契約する保険会社は、捜査を保険調査員のビッキー(フェイ・ダナウェイ)に依頼。マローン警部(ポール・バーク)と捜査を開始したビッキーは強奪されたお金が、規制のゆるいスイスへ持ち込まれたと睨み、事件後にスイスへ入国した銀行関係者を調べます。そこで、目をつけたのがトーマス・クラウン。ビッキーは女を武器にトーマス・クラウンに近づきます。画面をいくつにも分割したシーンが印象的。オープニングの電話をかける男たちと、トーマス・クラウンのシーンは期待感を高め、ポロの試合のシーンでは臨場感が溢れます。それと、2人の心の攻防戦を表したようなチェス・シーンはセクシー! この映画はスティーブ・マックイーンもカッコいいですが、クールビューティなフェイ・ダナウェイの60’sスタイルも見どころ。ファッションもステキですが、ヘアスタイルがすごくステキ。豊かなブロンドを編んだり、巻いたり、帽子に詰めたり、スカーフを巻いたり。なんで保険の調査員がいつもこんなに凝ったヘアスタイルをしてるのかが疑問ですが…(おまけに髪を下ろしていると、結ってる時より絶対に短い)。ラスト・シーンはビッキーの方が上手なのかと思ったら、そうじゃなかったってことなんでしょうか。最終的には仕事を取ったとはいえ、本気でトーマス・クラウンを愛しちゃってたんですね。個人的に女は上手であって欲しいものなんですが。それにしても、この映画の登場人物はみんなモクモクとタバコを吸い過ぎです。(1968年公開作品/原題 The Thomas Crown Affair)

星は3つ。★★★☆☆
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by aiko_kiz | 2009-09-09 23:28 | ROMANCE
羊と空と2人のカウボーイ『ブロークバック・マウンテン』
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なんだか重そうだったので、観る気が出るまで待っていたら今頃になってしまいました『ブロークバック・マウンテン』。映画全編に渡って自然が美しく、特に空の美しさがスバラシイ作品です。幼い頃に両親を亡くした穏やかなイニス(ヒース・レジャー)と父親に反発するロデオ・カウボーイのジャック(ジェイク・ギレンホール)。この2人の20年以上もの「愛」を描いた映画です。仕事を求めてやって来たイニスとジャック。2人は山深い野営地(ブロークバック・マウンテン)で羊を守る仕事に就きます。2人きりで大自然の中で過ごすうちに愛し合うようになる2人でしたが、時代は1963年。ハーヴィー・ミルクがサンフランシスコ市会議員に当選する14年も前で、同性愛が認められる訳もなく、町に戻ると約束もせずに分かれます。その後、イニスはアルマ(ミシェル・ウィリアムズ)と結婚し、2児の父親に。ジャックもロデオ・クイーンで農機具メーカーの社長令嬢ラリーン(アン・ハサウェイ)と結婚、息子が生まれます。そんなある日、イニスの元にジャックからハガキが来て、2人は4年ぶりに会うことに。これをきっかけに、定期的に山の中で会い一緒に一時を過ごすようになります。子供と妻との生活に疲れたイリス。義理の両親から疎まれ、人の女房と浮気しているジャック。お互いの家庭には不和が…。この映画では繊細なヒース・レジャーのイニスも印象的でしたが、夫と男友達のキスシーンを目撃してしまったアルマを演じたミシェル・ウィリアムズがとても印象に残りました。今より何百倍も保守的だった時代に、そんなモノを見てしまったアルマの苦悩はどんなだったことか…。切なくなります…。隠し通してくれれば、気づかないフリも出来るのに、男って…(せめて、見えないところでやってくれ〜)。と思ってしまいました。ゲイのカップルの「叶わない愛」は、まぁ切ないですが、今となっては無邪気にジェイク・ギレンホールやミシェル・ウィリアムズと戯れ合うヒース・レジャーの笑顔が一番切ない映画になってしまいました。(2006年公開作品/原題 Brokeback Mountain)

星は3つ。★★★☆☆
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by aiko_kiz | 2009-09-01 23:47 | ROMANCE



主に「映画のおはなし」と時々「にがおえ」 Blah! Blah! Blah!
by aiko_kiz
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