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『ワンダとダイヤと優しい奴ら』の9年後に製作された『危険な動物たち』。スタッフもキャストも同じメンバーで作られた続編的映画です。明らかにメディア王、ルパート・マードックをモデルにした下品なロッド・マッケイン(ケヴィン・クライン)が社長を務める大企業、オクトパス社に買収されたイギリスの動物園。オクトパス社の香港支社から派遣された新しい園長ロロ(ジョン・クリーズ )、本社から来たウィラ(ジェイミー・リー・カーティス)と社長のアホ息子ヴィンス(ケヴィン・クライン、一人二役)、昆虫係の飼育員バグジー(マイケル・ペイリン)らが20%増収しないと閉鎖するという社長の命令によって、なんとか閉鎖しないように奮闘するドタバタ・コメディです。この映画は製作側でもドタバタしてしまい、もう少しで監督が「アラン・スミシー」名義になってしまうとこだったとか…。前作『ワンダとダイヤと〜』とはストーリー自体は全くの別物ですが、ケヴィン・クラインは前作と同様、アホなキャラクターでジョン・クリーズとジェイミー・リー・カーティスを取り合い、前作では吃音だったマイケル・ペイリンが超おしゃべりな役になっていたり(でも動物好きなところは同じ)、ロロがウィラをワンダと言い間違えたり、続けて観ると「ニンマリ」する設定やシーンがあるので、前作を観てからみると楽しさ倍増です。観なくてもラストシーンは思いも寄らない楽しい映画ですけどね。そういえば、キツネザル担当の飼育員はジョン・クリーズの娘でした、前作にも出てたみたいですが思い出せません…。相変わらず、ジェイミー・リー・カーティスはセクシーなアメリカ女を演じていますが、アップのシーンに「9年という歳月は女の小ジワをこんなにも増やすのねぇ」ということを痛感させられてしまいました…。(1997年公開作品/原題 Fierce Creatures) 星は4つ。★★★★☆
by aiko_kiz
| 2009-06-25 01:15
| MONTY PYTHON
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