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恋多き女、マリリン・モンローと恋多き男、イヴ・モンタンが実際に激しい恋に落ちた映画『恋をしましょう』を観ました(そしてイヴ・モンタンの妻シモーヌ・シニョレは自殺未遂)。監督は『スタア誕生』『マイ・フェア・レディ』『フィラデルフィア物語』のジョージ・キューカー。ジャンル的にはロマコメですが、マリリン・モンローもイヴ・モンタンも歌って踊るミュージカルのような趣。ジャン・マルク・クレマン(イヴ・モンタン)は億万長者の会社社長。おまけにかなりの女ったらしで、ゴシップ紙のネタになることもしばしば。そんなクレマンの元に、彼を皮肉ったミュージカルが上演される予定らしいというニュースを持ってコフマン(トニー・ランドール)という男がやって来ます。クレマンはコフマンを広報として雇い入れ、その芝居を潰そうとしますがコフマンの「一度リハーサルを観に行き”余裕”があるところを見せつけてから、対応を考えるべき」というアドバイスに従い、芝居のリハーサルへ。しかし、リハーサルを見たクレマンはその芝居の主演女優のアマンダ(マリリン・モンロー)に一目惚れ。何とか彼女を食事に誘おうとします。しかし、現場にいた芝居のスタッフにクレマン役のオーデションにやってきた俳優と間違えられ、その芝居に参加する事に。クレマンは素性を隠して舞台に出演することになり、何とかアマンダの気を魅こうとあの手この手を使います……。この映画はマリリン・モンローが34歳ぐらいの時の出演作。舞台女優の役なので、かなり露出度高めの衣装が多し。しかしなるほど、女も30を過ぎるといろいろね…と共感してしまうプロポーション。それでも歌って踊る姿はチャーミングです。それに比べると、イヴ・モンタンもストーリーもパッとせず…、マリリンの魅力のみで押し切られている感が。クレマンとアマンダの関係も大した展開もなく発展し、結局、女は男に情でほだされ、男は財力で女を手に入れるのね…と思ってしまいました。まぁ、世の中そんなもんか…。(1960年公開作品/原題 Let's Make Love) 星は2つ。★★☆☆☆
by aiko_kiz
| 2010-02-26 23:10
| COMEDY
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